2026年4月の展覧会
山本将吾「one plus twelve , two plus eleven」
サテライトギャラリーSA・KURAでは、山本将吾による個展「one plus twelve , two plus eleven」を開催します。
本展は、「one plus twelve」と「two plus eleven」という語の組み合わせを起点に構成されています。両者は異なるかたちをとりながらも、いずれも13に至る関係にあり、さらに13文字で構成されています。
同じ要素から複数の構造が立ち現れるこの関係は、ひとつの事象に対して複数の見方や意味が重なりうる状態を示唆します。
異なる過程が同じ結果に至る一方で、その差異は消えることなく残り続けます。本展では、その過程や「あいだ」に生じる幅に目を向け、思考や認識の揺れをひらきます。
本展は、山本将吾のステイトメントを軸に、言語と数の関係を通して構造を提示する試みでもあります。明確な答えを示すのではなく、関係の中に立ち現れる差異や幅に触れることを通して、鑑賞者それぞれの思考がひらかれていくことを目指しています。
作家ステイトメント
この展覧会は、「one plus twelve」と「two plus eleven」というアナグラムをきっかけに、数字の13を初めとして様々な事象・物体・概念をテーマにした展示です。
同じ結果でも式が違うように、一つのものにも複数の見方や意味があるという考えをもとにしています。
しかしこれは結局のところ同じものに収束するということでもあります。
本展は途中式というあいだに幅を持たせられたらと思います。
山本 将吾
【会 期】 2026年4月5日(日)~4月26日(日)※月曜・火曜休廊
【開廊時間】 12時00分~19時00分
【入 館】 無料
【会 場】 愛知県立芸術大学 サテライトギャラリー SA・KURA
〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1-9-19 成田栄ビル地下1階
【お問合せ】 愛知県立芸術大学 芸術情報・広報課 ℡.0561-76-287
作家略歴
2025 愛知県立芸術大学 大学院 美術研究科 美術専攻 油画・版画領域 修了
2023 名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 美術領域 現代アートコース 卒業
個展
2024 「書庫と境界」 ReTAiL(愛知)
2022 「[ ]」 HEIGEN Gallery(愛知)
グループ展
2025 「愛知県立芸術大学卒業・修了制作展」 愛知県立芸術大学(愛知)
2024 「目の前の情報に恋して」 Marco Gallery PoP(大阪)
2023 「名古屋芸術大学卒業・修了展」名古屋芸術大学(愛知)
2022 「shift」市民ギャラリー矢田(愛知)
2021 「DELTA」 KAYOKOYUKI 駒込倉庫 Komagome SOKO(東京)
アートフェア
2024 「ARTIST’ FAIR KYOTO」京都新聞ビル地下1 階(京都)
宇留野 圭 「New Nest」
宇留野はこれまで、部屋や身近な環境をモチーフに、内と外、生と死、現実と虚構といった境界について考察してきました。 近年は国内外で発表を重ね、広島市現代美術館やスペイン・バレンシアのCentre del Carmeでの展覧会に参加しています。ART AWARD TOKYO MARUNOUCHIやARTIST’S FAIR KYOTOでの受賞をはじめ、複数の助成を受けるなど、今後の展開が注目される作家の一人です。
本展では、蜂の巣(主にアシナガバチの巣)を3Dモデリングによって造形し、アルミニウムで出力し、それらを住処を照らすライトとして用いた作品で構成されます。 蜂の巣は、生物が生きるために作り出す最小単位の住処でありながら、外部環境と密接に接続された構造を持ちます。閉塞的でありながら内と外の境界が曖昧なその形態は、生物と環境との関係性を端的に示しています。
「New Nest(新しい巣)」というタイトルが示すように、本展では蜂の巣という原初的な住処の構造を手がかりに、そこに住まう生物と外部環境との関係をあらためて捉え直すことを試みます。光を放つ巣のかたちは、現実の住処であると同時に想像上の空間としても立ち現れ、鑑賞者に内と外の境界や、私たちが環境の中にどのように住まうのかという問いを投げかけます。
【会 期】2026年5月2日(土)~5月23日(土)
※月曜・火曜・5月7日(木)・5月8日(金)休廊
※祝日開廊
【開廊時間】 12時00分~19時00分
【入 館】 無料
【会 場】 愛知県立芸術大学 サテライトギャラリー SA・KURA
〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1-9-19 成田栄ビル地下1階
【お問合せ】 愛知県立芸術大学 芸術情報・広報課 ℡.0561-76-287
作家略歴
1993年岐阜県生まれ
2023年名古屋芸術大学 大学院美術研究科修了 愛知県を拠点に活動
個展
2026年 「if」(Art Lab Aichi/愛知)
2024年 「Echoes of Silence」(LOKO GALLERY/東京)
2024年 「予期せぬ接続」(FOC/石川)
2023年 「CLEAN ROOM」(MYNAVI ART SQUARE/東京)
2023年 「KEY WAY」(BankART Under35)(BankART Station/神奈川)
グループ展
2026年 「CIRCUITO CERRADO」(Centre del Carme/バレンシア)
2026年 「Hiroshima MoCA FIVE 25/26」(広島市現代美術館/広島)
2025年 「P.O.N.D.2025 Swing Beyond / 揺らぎごと、超えていく。」(渋谷パルコ/東京)
2025年 「912133-297-94」(CON_/東京)
2024年 「Art Squiggle Yokohama 2024」(山下ふ頭/神奈川)
受賞歴
2023年 ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2023 木村絵理子審査員賞
2023年 ARTIST’S FAIR KYOTO 2023 マイナビART AWARD 最優秀賞
2022年 CAF賞2022 名和晃平審査員賞
奨学金・助成金
2025年 公益財団法人熊谷正寿文化財団
2022年 三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学生
2021年 日本文化藝術奨学生
【参考作品】
〈40の部屋〉2025 mixed media
〈11の部屋〉2024 mixed media H242×W200×D178cm
〈3の頭〉2024 mixed media H144×W90×D72cm
〈Keyway〉2022 Paint on wood, acrylic, knife H30×W40×D40cm