2026年4月の展覧会
宇留野 圭 「New Nest」
宇留野はこれまで、部屋や身近な環境をモチーフに、内と外、生と死、現実と虚構といった境界について考察してきました。 近年は国内外で発表を重ね、広島市現代美術館やスペイン・バレンシアのCentre del Carmeでの展覧会に参加しています。ART AWARD TOKYO MARUNOUCHIやARTIST’S FAIR KYOTOでの受賞をはじめ、複数の助成を受けるなど、今後の展開が注目される作家の一人です。
本展では、蜂の巣(主にアシナガバチの巣)を3Dモデリングによって造形し、ステンレスで出力し、それらを住処を照らすライトとして用いた作品で構成されます。 蜂の巣は、生物が生きるために作り出す最小単位の住処でありながら、外部環境と密接に接続された構造を持ちます。閉塞的でありながら内と外の境界が曖昧なその形態は、生物と環境との関係性を端的に示しています。
「New Nest(新しい巣)」というタイトルが示すように、本展では蜂の巣という原初的な住処の構造を手がかりに、そこに住まう生物と外部環境との関係をあらためて捉え直すことを試みます。光を放つ巣のかたちは、現実の住処であると同時に想像上の空間としても立ち現れ、鑑賞者に内と外の境界や、私たちが環境の中にどのように住まうのかという問いを投げかけます。
【会 期】2026年5月2日(土)~5月23日(土)
※月曜・火曜・5月7日(木)・5月8日(金)休廊
※祝日開廊
【開廊時間】 12時00分~19時00分
【入 館】 無料
【会 場】 愛知県立芸術大学 サテライトギャラリー SA・KURA
〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1-9-19 成田栄ビル地下1階
【お問合せ】 愛知県立芸術大学 芸術情報・広報課 ℡.0561-76-287
作家略歴
1993年岐阜県生まれ
2023年名古屋芸術大学 大学院美術研究科修了 愛知県を拠点に活動
個展
2026年 「if」(Art Lab Aichi/愛知)
2024年 「Echoes of Silence」(LOKO GALLERY/東京)
2024年 「予期せぬ接続」(FOC/石川)
2023年 「CLEAN ROOM」(MYNAVI ART SQUARE/東京)
2023年 「KEY WAY」(BankART Under35)(BankART Station/神奈川)
グループ展
2026年 「CIRCUITO CERRADO」(Centre del Carme/バレンシア)
2026年 「Hiroshima MoCA FIVE 25/26」(広島市現代美術館/広島)
2025年 「P.O.N.D.2025 Swing Beyond / 揺らぎごと、超えていく。」(渋谷パルコ/東京)
2025年 「912133-297-94」(CON_/東京)
2024年 「Art Squiggle Yokohama 2024」(山下ふ頭/神奈川)
受賞歴
2023年 ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2023 木村絵理子審査員賞
2023年 ARTIST’S FAIR KYOTO 2023 マイナビART AWARD 最優秀賞
2022年 CAF賞2022 名和晃平審査員賞
奨学金・助成金
2025年 公益財団法人熊谷正寿文化財団
2022年 三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学生
2021年 日本文化藝術奨学生
【参考作品】
〈40の部屋〉2025 mixed media
〈11の部屋〉2024 mixed media H242×W200×D178cm
〈3の頭〉2024 mixed media H144×W90×D72cm
〈Keyway〉2022 Paint on wood, acrylic, knife H30×W40×D40cm